二年間オーストラリアでワーホリするとTOEICの点数はどれくらいとれるのか?




海外生活を経験した人にとって、聞かれたら困る質問って「英語出来るの?」じゃないでしょうか?

これってすごく難しい質問で、英語出来るの定義が人によってバラバラなんですよね。ハローやセンキューが言えるだけで英語出来るっちゃ出来るし、ネイティヴ並みに話せてこそ英語出来るって言えるだろって人もいます。

この曖昧な「英語が出来るのか」という問いに対して具体的に答えるのに最もふさわしいのって、日本人感覚だとTOEICの点数で表すことじゃないでしょうか?本当はTOEICの点数が高いから英語が出来るって訳ではないんですけどね。けど英語が出来ない人はTOEICの点数もとれないってのは本当です。

そして気になるのって、実際に英語圏の国で暮らしてたらどれだけ英語上達するのかってところじゃないですか?僕もめっちゃ気になってました。なので、二年間オーストラリアで暮らしてきた僕がこの前TOEICの試験を受けてきました。

ちなみに僕の海外生活の概要はこんな感じです。

  • フィリピンで三ヶ月英語を勉強
  • その後二年間オーストラリアでワーホリ
  • ワーホリでは最初の五ヶ月は日本人と韓国人ばかりのファームで生活
  • その後パースに移り住み、直後にオーストラリア人の彼女が出来る
  • 仕事はローカルジョブでキッチンハンドから始めて最終的にヘッドシェフになる(完全英語環境)
  • シェアハウスもヨーロピアンやオージーと暮らす。日本人もいた。
  • その後一ヶ月ヨーロッパを放浪

ご覧の通りかなりガッツリ英語環境を作ってました。けど、TOEICやケンブリッジ英検等、資格のための勉強は一切していません。外人と恋をして仕事して生活してっていう、かなりオーストラリアンな生活をしていました。

この素の状態でどこまでTOEICの点数が取れるのか。日本にいたころのスコアはトータルで380点、全く試験対策無し、帰国後五ヶ月目という条件で試験を受けたところ、その結果…

 

こんな感じでした。う〜ん、なんだこの微妙な点数は。決して悪くもないが、高得点とも言いがたいスコア…。

顕著なのはリスニングとリーディングの開きですね。リスニングはすごく聞きやすかったですが、集中力が切れたり会話の内容を理解できなかったりと、まぁ日本語の会話でも普通に起こるような感じのことが起きてたって感じでしたw

それに対してリーディングは時間は無くなるわ分からん単語多いわで、これはいかにも出来た感じがしませんでしたって感じの手応えでした。

この結果を分析すると、

  • 海外に何年かいて外人の中で生活してればTOEICのリスニングは特に勉強しなくても400点オーバーできるくらいにはなる
  • リーディングに関しては語彙や文法、長文読解等勉強しないと点数は伸びない

なので、700〜750くらいなら海外でそれなりに暮らしてれば達成できるけど、それ以上になると努力が必要かなって感じでした。なので次回はリーディング410点、リスニング450点の合計860点をゴールに勉強したいと思います。主に自己満足のために←

ちなみにワーホリ後に気になることといえば就職関係やと思いますが、英語力を売りにしようと思うと800点っていうのが一つの壁になっているように思えます。TOEICで800点くらい取れてると、世間から「こいつは英語が出来るやつだ」と認識されるようになるようです。

700点ほどでも求人出てるみたいですが、ちょっとランクが落ちたりがっつり海外に関わる部署じゃなかったりするみたいです。

僕は自営業なので就職活動とは無縁なのですが、自己満足のためにこれからもTOEICは勉強しようと思います。現在空き時間にこの単語帳を使って勉強してるのですが、実際の試験で見たことある単語多いですし、これマスターしたら少なくとも語彙力はかなり高まるなって感じはしました。

値段も手頃ですし、公式サイトでは無料の音声が手に入るのでかなりコスパいいですね。今度この単語帳のレビューとかしていきたいと思います。




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