【序章】ワーホリファーム実録〜オーストラリアでファームの求人を見つけて。




トップ画像、これはパースの街の一部。あー…パース戻りたい

さて、唐突に始まる、我が輩のファーム体験記。何かワーホリのコミュニティとか見てるとそういう記事って需要あると思って楽しそうだなって思って自分も書いてみることにしました。

元々オーストラリアにワーホリに行く前にファームに行くことは決めていました。何故ならセカンドビザを獲得するために。セカンドビザについては、もう説明不要ですよね?オーストラリア政府が定める特定の地域で指定された職種に88日以上従事することで、もう一年ワーホリビザを延長できる制度です。代表的な仕事が、いわゆるファームジョブやミートファクトリーです。

ではいってみましょうか。まず楽しい楽しいフィリピン留学生活が終わり、僕が辿り着いたのはオーストラリアのパースという街でした。フィリピンを離れる直前に風邪引いたりフィリピンが恋しかったりで心身共にボロボロでしたけどね。幸運なことに、フィリピンでのツテで初日からシェアハウスに入れることになっていて、その翌日から事前に申し込んでいた学校が始まりました。

でもオーストラリアの語学学校の退屈なこと。フィリピンでの圧倒的なクオリティと授業時間に比べたら、オーストラリアの学校は完全なままごとにしか思えませんでした。

 

 

フィリピンのEOPはEnglish Only Policy, けどこっちのEOPはEnglish Only Please。何この温度差

そもそも語学学校に行く目的がファームジョブの情報を集めるためだったのですが、ここで語学学校に行くような人はこれからファームに行く人か学生ビザで来てる人なので、ほぼ有益な情報を得ることは出来ませんでした

※ただし、実際に僕の学校に居た日本人は、日本人グループで西オーストラリア州のファームエリアに突撃し実際にファームジョブをゲット出来たみたいです。あと、やっぱり僕が居たファームでも語学学校繋がりでやってきた人も少なくなかったので、あながち馬鹿に出来ません。

フィリピン時代はすでに支払ったお金に家賃や食費は含まれていたので遊ぶ分しかお金は減らないのですが、オーストラリアでは生活費で手持ちのお金はガリガリ削られていきます。しかも、語学学校を一ヶ月分申し込んだので、この一ヶ月何の収穫も無いままダラダラ学校行くのはどうなんだ?という迷いが生まれました。迷いどころか、これはマイナスでしかないという気持ちすらありました。

得意(?)の英語を駆使してローカルの求人サイトでファームジョブを検索してみたんですけど、そもそもWA州は求人自体少ないし、あったとしても好条件なのですが車や経験が必須というところが多かった。ファームジョブでつまずく人は何ヶ月もつまずくとネットで見たことがあるので、それはもうビビりまくりの俺氏。

そんなネガティヴフィーリングに満たされていた僕が眺めていたのは皆さんおなじみのfacebookのワーホリグループ。少しでも情報を集めようと見ていたら、なんとファームジョブを紹介してくれるという投稿があるではありませんか。なんて親切な人達なんだ……!

…ってそんなうまい話がある訳も無くですね。そう、彼らは俗に言うエージェントってヤツでして、仕事紹介する代わりに紹介料ちょーだいってパターンです。大体紹介料の相場は2015年10月の段階で300ドルくらいでした。

でも、エージェントが持ってる仕事って、基本オーストラリアの東側のエリアばっかりなんですよね。つまり、エージェントに仕事貰おうと思ったら、西オーストラリアに居る俺氏は東に行かなくちゃいけない。フィリピン→メルボルン→パースってルートで乗り継いできたのに完全に無駄足でした。メルボルンで降りときゃよかったけど後悔先に立たずってやつです。

最終的に、結構迷いましたがエージェントを頼ることにしました。僕が紹介してもらったファームは時給25ドルのファームだったので、紹介料の300ドルと、ファームまでの交通費約400ドルは一週間分の給料でペイできると試算したからです。このまま一ヶ月無職の学生からの何ヶ月もファームの仕事見つからず結局セカンド取れずっていう最悪のケースもあり得たので、いっちょ飛びつこうと思ったのです。そうして、俺氏はファームジョブを求め、学校を中断し、わずか一週間でパースを去り東へ向かうのでした。絶対俺は西で働くという当初の誓いは未来への不安で一瞬でねじ伏せられるたのか。いえいえ、結果にとことんこだわるという俺氏のポリシーを再確認出来たいい出来事でした。

 

続く。




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