運送業界におけるハイエースの位置付け




福井にハイエース専門の運送会社って、大々的に謳ってる会社ってないと思います。それも実は当たり前の事で普通トラックと言えば大型トラックだったり、小さくても2tとかの車を使うからです。

自分がハイエース専門の運送会社にしたのは、こういった他の運送会社が本気でやっていない市場を狙っているからです。

常々考えている事ですが、我々の業界における位置付けってどんな感じなのだろうっていつも考えてるんですけど、その結果我々は運送業の毛細血管であるという結論に達しました。

運送業界は社会に置けるライフラインだ、インフラだと言って頂ける存在です。その中で運送業界というのは、体の臓器で言うところの血液を隅々まで届ける血管のような存在だと思います。

大型トラックは大動脈のような主要な血管で大量の血液が流れています。ハイエースは、体の末端や細かいところ、ピンポイントでの血液を送り届ける毛細血管的な立ち位置なんです。

正直主要な部分に血液が行けば何とかなるんでしょうけど、やはり隅々まで血が巡ってる方が体温も上がりますし色々健康的だと思います。そんなに太い血管が必要ないというところもあるでしょう。そういう時に毛細血管、つまり小回りの効くハイエースが役に立つのです。

逆に一度に大量の荷物を運ぶことには適していませんが、毛細血管を広げる=ハイエースでの小回りの効く運送を取り入れる事で業務効率が改善したり、余計なコストをかけずに済んだりする訳です。

太い血管が運んできた血液を末端まで循環させる、そういう毛細血管的な役割を社会で果たしていく会社にしていこうと思います。




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