「ハコベル」と「ラクスル」のシナジー効果はあるのか?




ブログを読んでくれている友人から、「ラクスルとハコベルのシナジー効果についての考察」のリクエストがありました。

結論から言うと、直接的なシナジー効果は現段階ではそんなにあるわけではないが、ゆくゆくは発揮してくと思います。

まずは、ラクスル株式会社の事業理念を見てみましょう。(2019年7月期第2四半期の決算説明会資料より)

仕組を変えれば、世界はもっと良くなる

印刷や物流といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業に、インターネットを持ち込み産業構造を変えることで、より良い世界を実現する

これを見ると、元々ラクスルというサービス自体が、古い産業にテコ入れして効率化していこうって感じで始まったんだと思います。印刷業会と同じくらいもしくはそれ以上に遅れている産業である運送業界も、ラクスルと同じ要領で効率化していけるんじゃね?ってスタートしたのがハコベルで、ラクスルで蓄積されたノウハウや理念を応用したのだと思います。

印刷と物流、業態は違えどラクスルの持っている「古い産業の仕組の効率化」のノウハウを活用している感じですね。

また、ハコベルの説明資料を読むと、専属便の契約もあるとのことでした。中身についてはよく分かりませんが、ハコベルに登録した運送会社でラクスルの仕事をしたいところは問い合わせくださいみたいな感じだと思います。直接的なシナジー効果があるっちゃあるって言ったのはそういうことです。しかし、ラクスルもハコベルも事業の理念は共通なので、事業として成長させていくことで根幹となる古い産業の効率化という仕組をお互いにブラッシュアップしていくことは十分に考えられます。

以上、リクエスト頂いた問い合わせについてのうっすいうっすい考察でした!




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