セイバー可愛いよセイバー。やはりセイバーが一番可愛くてすごいんですよね。
創業社長にとって最も大事な仕事って、会社の売上を伸ばすことだと思います。つまり、営業です。営業にまつわる色んな本を読みましたが、ダントツでおすすめなのがギャルゲーをプレイすることです。
そもそもギャルゲーとは何でしょうか。ニコニコ大百科で定義を調べてみます。
女の子がたくさん出てきて親交を深める事ができるゲーム
いわゆるデートシミュレーションゲームのことです。ときめきメモリアル的なアレです。
なんでそんなゲームで営業を学べるのかというと、特に新規顧客開拓のプロセスとゲームで女の子を落としていくプロセスが非常に似ているからです。自身の営業経験と照らし合わせて、ギャルゲーから営業を学べる理由を説明していきましょう。
出来る営業マンもギャルゲーの主人公も「人間好き」
大前提なんですけど、営業って人間好きじゃないと務まらないです。顧客が困っていることは何だろう、その問題を解決するために自分は何ができるだろうってことを心から思うことができないと、本当に相手にとってメリットのある提案はできませんし、自分の利益が先行している姿勢はどうしても相手に伝わります。
人間が好きじゃないと、他人に対して関心が持てないので、こういった心からの疑問は出てきません。となると、提案内容もヒアリングもロクにせずに自分中心で押し売りがちになり、相手のことを置き去りにした中身が無いものっていう場合が多いです。
ギャルゲーの主人公はもう人間好きを通り越しておせっかいだし面倒見めちゃくちゃいいしすぐ人の問題に介入するし、「あの子なんでいつも寂しそうなんだろう」とか「お前のことを放っておけないんだよ」とか、もういっつもそんな感じです。
出来ない営業って「自分のサービスを購入して下さい」っていう思考に埋め尽くされています。例えば自分だったら、物流問題に困っている人は潜在的にも顕在的にもたくさんいるはずだから、うちが問題解決をすることでお互いが発展していけるという自信があるから堂々と営業できるし、僕はいつもどんな人がどんな物流問題に困ってるのか興味津々です。多分、僕が人が好きだからこういった疑問を持つのでしょう。だから、相手の目線に立つって大事なんだと思います。出来てるかどうかは別として。とても難しいことですから。
会う頻度がめちゃくちゃ高い
ギャルゲーの主人公って、ほぼ毎日、しかも一日に何度も何かしらの理由でヒロインと会ってるんですよ。会い過ぎってくらい会ってる。ザイアンスの法則って有名な心理学ですが、人間って接触頻度の回数に比例して好感度が増すらしいです。主人公はこれを地で行ってます。

営業もこれと同じで、訪問回数やメールや電話、手紙等での接触回数を増やすことで徐々に心を開いてくれるようになっていくってランチェスターの本にも書いてありました。
主人公も狙ったヒロインにはガンガン会ってますし、取引したいところには足しげく通うことが大事です。ただ、注意しなくてはいけないのが、ただ会えばいいってものではなくて、相手の貴重な時間を頂いている分、相手にも自分に会うメリットが無いとダメです。じゃあそのメリットってどうやって与えればいいのでしょうか。というわけで次です。
ヒロインの心の闇を探ってそれを晴らす
ミスチルの歌でもありますよね。「誰もが皆問題を抱えている」。そう、誰もが何かしら悩んでいるんです。何も悩み事も無く個人資産は30億円を超えてイケメンでマッチョで頭も良くてモテモテでもう最高なんですって人に、俺はなりたい。
いや、そうではなく。
本題に戻るとですね、ほぼ100%の人が何かしら問題を抱えています。特に仕事の悩みや課題なんて無い方がおかしい。その抱えている問題を打ち明けてもらうために接触回数を増やす等して信頼を得ていき、相手がポロッと話してくれたことに対して自分が出来ることを必死に考えて、初めて相手にとってメリットを与えられるのではないでしょうか?ドヤァァァアアアアア
特にギャルゲーではヒロインはほとんど闇を抱えています。お前ら何でそんなに病んでんの?ってくらい病んでる子ばっかりです。そんな子達だから、自分に興味を持ってくれて何度も会いにくる主人公に対してポロッと自分の弱みを話しちゃうんです。

そうなったら主人公は彼女らの問題に巻き込まれたも同然、これから主人公とヒロインは心の闇を晴らすために一緒に行動していってフラグが立っては回収を繰り返しどんどんお互いのことを更に知っていき、その過程で好感度が段々高くなりまた新たな問題が発生してその度にそれを乗り越えて、やがて2人は結ばれていきめでたくTrue Endのヒロインの幸せそうな笑顔のCG無事ゲットとなるわけです。

営業で大事なことって、どれだけ具体的に顧客の問題=顧客の心の闇を把握してそれを解決できる手段を提供できるかだと思います。顧客自身も気付いていない潜在的な問題もあるので、それを顕在化させて解決することも大事です。その為には顧客のことを知りたいと思う必要があるし、それを知る方法を学ぶ必要があります。そもそもその為には、まずは顧客のことを好きにならないと知ろうとも思わないし、結局は上辺だけになってしまいます。
ギャルゲーでも、主人公がヒロインの出すSOSのサインに気付けなかったり、「いやそういうところじゃないんだけどなぁ」って選択肢ばかり選ぶと誰も救われないBad Endになります。なんでそうなるかというと、ヒロインの心の闇に向き合わなかったからです。
まとめ
いかがでしょうか、営業とギャルゲーの共通点が見つかったことと思います←ぇ
相手に興味を持つ→会う→会う→…→会う→悩みを聞く→悩みに対して効果的なアプローチをする→解決する→好きって流れは本当に同じです。
ぜひ、社員研修でギャルゲをやろう!←違
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