建設現場と職人のマッチングアプリ「助太刀」は使ってみたくなるサービスなのか?




前回の記事では「助太刀」についての全体像について書いてみました。

では、実際にユーザーとしてこのサービスを使ってみたいかを考えてみます。考えた結果、これは現場の種類によるなと思いました←「〜による」って超便利ワード

という訳で、どういう状況なら使ってみたくて、逆に使わないのはどういう状況かも考えてみます。僕は運送業界の人間なので、素人目線ですが。

発注側として使ってみたいケース

  • とにかく頭数が欲しい
  • 契約で「○人以上」と職人の人数が決まっている
  • 突然休んだりバックレたり、質はさておきとにかく人手がいる
  • 繁忙期でスケジュールめっちゃ押してる
  • 職人のクオリティが一定水準以上である

発注側として使わないケース

  • この職人はこういうスキルがあってこういう仕事ができるというのを細部まで把握していたい(=慣れてる人がいい)
  • まぁ人がいればいいけど、いなくても気合いでなんとかなっちゃう
  • 一人親方もしくは少数精鋭でなんとかなっちゃう
  • 訳の分からない職人が来たら困るし責任取れない

受注側として使ってみたいケース

  • 閑散期と繁忙期の波が激しく収入が安定しないからスケジュールの穴を埋めたい
  • 下請け孫請けばかりなのでその構図から抜け出したい
  • 作業内容が明確である
  • 助太刀だけでも仕事が成り立つくらいボリュームも報酬もある

受注側として使わないケース

  • 助太刀で受けられる仕事が無い
  • 単価が安い
  • 作業内容が指示書と異なるもしくはグダグダand放置
  • いい案件にはすでに固定の職人がついてしまっていて、儲からない案件しか残ってない

何となく、自分が職人になったつもりで想像してみました。実際にこのアプリのレビューを見てみると、

  • 仕事が無い
  • 運営やサポートがガタガタ

など、受注側からの悪い評価が目立ちました。逆に、発注する側はそんなに目立ったクレームは無いように見えます。何となくの予想なんですが、受注側は「よっしゃこれで仕事バンバンとったるでぇ!」みたいな感じで、発注する側は「んー、まぁあーだこーだ言ってる場合じゃないしとりあえず来てくれるだけでもええわ」みたいなテンションなんじゃないかな?って思うんですよね。

受ける側は期待してたから落差があるとガッカリするし、発注する側はそもそもそんなに期待してなかったから、まぁこんなもんかってなるのではないでしょうか。発注する側も、マッチングサービスで来た職人が手がけても困らないような現場のみ募集してるとか、そんな感じですかね。

以上!




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