ワーホリでローカルの仕事を見つける…だけではダメ!




前回の記事ではなぜローカルジョブが素敵なのかを熱弁しました。いやぁ本当に素敵ですよローカルの環境は。では、この記事ではどうやってローカルの仕事をゲットしていくのか解説したいと思います。

メジャーなジョブハンティングの方法はコレだ!

結論から言うと、ローカルの仕事を見つける方法はこの3パターンに分けられます。

  1. レジュメを持って飛び込む
  2. オンラインで見つける
  3. 有給インターンシップに申し込む
  4. 友達に紹介してもらう

ただし、「2.オンラインで見つける」場合だと、永住者向けや実務経験がある場合に限られたりするのでワーホリメーカーだとハードルが上がります。色々と盛ったりして実際に返事が来たという人もいますが、後述する理由で結局採用されなかったり、そもそも返事が来ること自体が稀です。

「3.有給インターンシップに申し込む」ですが、こちらはエージェントにお金を支払って仕事を斡旋してもらうことになります。ただ、紹介料が1,000ドルとかそういう金額になってくるので、とにかく仕事を探す手間と労力を金で買いたいって人以外には個人的におすすめはしませんし、そんなことをせずともローカルの仕事は手に入ります。

よく聞く話ですが、「4.友達に紹介してもらう」、この方法はすぐに仕事をゲットできる方法です。やはりコネというのは世界共通で威力を発揮しますし、一般の応募者より知り合いや従業員の紹介者を優先する風潮はあるみたいです。しかし、これは個人的な意見なのですが、せっかく海外に身一つで来たのだから、なるべくならば自力で仕事をゲットして欲しいと思います。という訳で個人的なイチオシは「1.レジュメを持って飛び込む」です。

プラスアルファの成果を得たいのならば俄然飛び込みで行こう。

実はこの飛び込みで仕事を探す方法ですが、かなり人間的に成長できます。実はここがジョブハンティングで得られるプラスアルファの成果なのです。特にワーホリの最初の頃なんて、レジュメに書ける内容なんてたかが知れています。本当にこんな内容でいいのかと不安に思いながらも拙い英語で店に突撃する訳ですから、もう不安と緊張で押しつぶされそうになります。僕の場合は一件目で案の定けちょんけちょんにされて帰ってきました

でも、そこから自分の何がいけなかったのか、逆に上手く話せた時や好感触だった場合はなぜ上手くいったのか、人事権を持つキーマンを引きずり出すにはどうすればいいか、自分が欲しいポジションにいる相手をどうやって蹴落とすかなど、色んなことを考える訳です。その試行錯誤の繰り返しこそが自分自身の思考力を磨き、メンタルが強くなり、本能的なサバイバル能力を高めてくれるのです。これはワーホリ中だけでなく、ワーホリ後のキャリアにも絶対に生きてきます。

あなたを待ち構える【トライアル】という難関

さて、何らかの方法であなたは仕事をゲットする一歩手前までやってきました。レジュメに書いたあなたの携帯電話が鳴ると、こう告げられます。「トライアルに来てね」と。実際に使い物になるかどうかを見極めるってことですね。実はこのトライアルが結構くせ者なんです。正直レジュメなんてものは自己申告なので、その職業での経験がありますとか、ビザの中身とか英語力が云々ってのはいくらでもウソつけちゃいます。

しかしウソをついたらボロは出るもの。実際働かせてみたら全然使えないとか、その職場で働くに値しないと見なされることはよくあります。しかも、一度にトライアルをする人数は通常何人もいるので、ビザも語学も完璧な地元民と戦ったりもするので、僕たちはすでにビザと英語力で負けてる訳ですよね。正直にレジュメを作っても、実力不足や語学力の乏しさを理由に落とされたりします。なので、トライアルのチャンスをもらえても、まだ喜ぶのは早いんですよね、この段階では。

経験もビザもない僕たちが勝つ方法

正直なところ、知識も経験も英語力も、何もかもが乏しかった僕がローカルジョブをゲットするまでの道のりは大変厳しかったように思います。ならばどうやってローカルジョブを勝ち取ったか。それは、人柄と熱意を猛烈にアピールしたからです。時間を守る、あいさつを元気よくする、仕事に対しての意欲を見せつける等、僕が持ってるものはそれしかなかった。そうやって、僕はローカルレストランでの皿洗いの仕事をゲットしました。

仕事を見つけた後の罠とは

無事トライアルをパスし、喜んだのもつかの間。なんと、スピードが遅いということで2日でクビになりました。ヤバいですね。それならトライアルの段階で落として欲しかった。 そう、西洋諸国は完全なる実力主義。使えない人間は即クビです。なので、仮に採用となっても、実力不足と見なされた場合はすぐにポジションを失うので、仕事は毎日命がけで緊張感MAXなのです。

まとめ

ローカルジョブの恩恵は凄まじいです。ただ、仕事を見つけること、そのポジションを守り続けることに対するシビアさは、日系のソレとは比較になりません。かなり簡単にクビになります。それでもやっぱりローカルジョブから得られた経験はすごく価値のあるものでしたし、これから仕事を探す人には是非ローカルジョブをおすすめしたいと思います。嘘かと思うかもしれませんが、僕は最終的に皿洗いから料理長的存在まで登り詰めました。すこしでもこの記事が参考になれば幸いです。




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